冬休みこどもサンタ便

「こども宅食」をご存知ですか? 食品の必要な家庭に、宅配などで直接食品を届ける支援です。 食堂と違い、 ・ピンポイントで ・周囲に知られず ・複数回分の食品を お渡しすることができ、一般法人こども宅食応援団が設立されるなど、全国的にも広がりを見せています。 フードバンク山口でも今年度、山口県の子どもの居場所への食品支援仕組みづくり事業の一環として、このこども宅食に取り組みました。 給食のない長期休み、夏休みに山口市で11家庭、この冬休みには山口市で22家庭、萩市で11家庭、のべ44家庭にお送りしました。 こども宅食先進例では、 一般公募をし、多かった場合は抽選にすることろ(文京区など)、 パントリーを開いて、直接取りに来てもらうところ(豊島区など) など、いろんな方法がありますが、どの方法にも一長一短があります。 今回、私たちは県の事業の枠組みの中での実施のため、 「支援機関(子どもの居場所)の仲介」という形をとりました。 結果としては、 「ずっと親御さんと連絡を取りたいと思っていたので、いい機会がもらえてよかった」 「気になっている子について主任児童委員さんと情報交換ができてよかった」 など、支援者の皆さんには大変好評でした。 受け取っていただくご家庭にも、大変喜んでいただき、 事業の手ごたえを感じることができました。 ただ、来年度からは県の事業費がなく輸送費をかけることができないため、 また別の形を探さなければならないと思います。 よりよい形を探しつつ、何とか来年度も継続させていきたいと思っています。 萩市での発送作業。萩高校の生徒さんと。 48375205_1831932926932554_7521796609399586816_n.jpg